こんにちは。生涯現役・生涯挑戦をモットーにシニア世代を応援するこうちゃんです。
kindle本の販売促進に Facebook広告を使いたいけど、どうやって設定すればいいのか、実際にどのように広告を出したらいいのか、その効果の程は?
そんな疑問にお答えします。
3日間限定で、予算1200円で実施しました。それなりの効果はありました。初めてだったので、結果を分析してより効果的な宣伝方法が少し見えてきた感じです。
■フェイスブック広告のやり方と費用
次の手順で実施します。
1)Facebookの個人またはビジネスアカウント準備
2)ビジネスマネージャのアカウント作成
3)広告作成
1)と2)についてはこちらのFacebook for Businessのヘルプページを参照ください。ブログサイトを持っている方なら誰でも無料で作成できます。
次に広告の作成です。ビジネスページで右上の「+」をクリックすると、この様に広告を新規に作成するメニューが表示されます。ので「広告」を選びます。
ここでは、以前に投稿したページをそのまま宣伝に使った例を紹介します。左の「既存のコンテンツを宣伝」を選びます。
こちらが以前シェアしたコンテンツです。
その記事を選んで「投稿の宣伝」をクリックします。
以下の様な項目を設定します:
・広告の配信目的:目的はとりあえず「認知」にしておきました。
・ターゲット層の設定:関心、興味、地域、年齢など、日本に住む女性で年齢は28―65を超える歳。
・広告予算と配信期間:1200円で3日間に設定。
こちらがその設定画面の例です。
ターゲット層は、日本に住む女性で年齢は28―65歳。
関心、興味については、離乳食、子育て、幼児の子供がいる人(1-2歳)
に設定です。年齢を65歳にまでにしたのは、ばあばが離乳食を手伝うことも想定したためです。
次に合計予算と支払い情報の入力です。
予算は1200円で、支払いはクレジットカードを選びました。
次へを押すと目標を選ぶ画面になるので、「ウェブサイトのアクセスを増やす」を選んで「投稿を宣伝」を押します。そうすると「審査中」のステータスになります。これで半日ほど待つと宣伝が開始されました。
■フェイスブック広告の効果と結果分析
広告の表示期間が終了するとすぐに、メールで結果の連絡があります。
リーチ:384 エンゲージメント:13 リンククリック:7
でした。
リーチとは、広告を見た人の数です。インプレッションという言葉もありますが、こちらは広告の表示回数で、同じ人が2回みた場合のインプレッション数は2となります。
エンゲージメントとは、その広告についてのいいね、シェア、クリック、コメントのことです。エンゲージメントの数イコール必ずしも購入に至った数ではないようです。
そこで、kdpの方で広告を出した期間の本の有料ダウンロード冊数と、kindleアンリミッテッドのダウンロードページ数を確認してみました。
結果は、
有料本4冊(282円x4=864円)
アンリミッテッドのダウンロードページ数:1306ページで650円相当
合計、1514円でした。
フェイスブック広告を出してなくてもある程度売り上げがあったかもしれないので、ほぼとんとんか若干赤字になるぐらいと思われます。
結果について、より詳細な分析データを見ることができます。例としてリーチした年齢層の分布がこのグラフです。
よく見てくれているのは、34―44歳で、65歳以上はあまり関心がないことがわかります。65歳以上のばあばが孫のために離乳食をつくるニーズはさほどないことが確認できました。
この結果をうけて、次回はもっと年齢層をせいぜい44歳ぐらまでに絞ると宣伝効果はあがりそうということが推定できます。
■フェイスブック広告のメリット
実際初めて実施してみて感じたメリットは次の3つです。
1)予算を自由に決められて手軽に広告を出せる
2)ターゲット層を細かく設定できる
3)実施した後の分析データが充実している
普通のTVCMとか、該当の看板や電車の中吊り広告は莫大な宣伝費が必要なので個人ベースでは利用することは不可能です。その点個人ベースでお手軽に広告が出せるのはメリットと言えます。
フェイスブックのおそらくAIで管理している顧客層のビッグデータはすごいです。全ユーザーの年齢、地域、興味関心などが全てデータベースにストアされていて、瞬時に設定したターゲット層を選びだして、ピンポイントで宣伝できるからです。
3つめのメリットは、宣伝結果の分析データを確認できることです。
設定した予算と日数で、どれぐらいの人にリーチしてエンゲージメントがあったのかの数字がわかります。ターゲットの年齢層でよく見られた年齢層はどの辺かグラフ化されて一目でわかる。などです。
■まとめ
フェイスブック広告を出すための手順と、その効果、メリットについて、実際初めて利用してみて感じたことをまとめました。
参考になれば嬉しいです。