KDP関連

ブログ記事からkindle本を出版するときにKDPで起きた問題の対処方法

初めてBlog記事からkindle本を出版するときに予期せぬ問題が起こることがあります。そんな時に事前に知っておくと悩まない対処方法を紹介します。

それは「Kindle本を出版する」のボタンを押してから、出版前審査で問題がありましたとKDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)から通知がくる問題です。

■ブログ記事からkindle本を出版するときにKDPで直面する問題とは

その問題とは2つあって:

・レビュー中(出版前の審査中)から 下書き状態にまた戻ってしまう問題
・出版前の審査が通らない問題

です。

詳しく説明します。

KDPで原稿と表紙のアップロードを完了し、税金も含めて必要事項の記入済を済ませた後、いざ「出版する」のボタンを押します。

そうすると、このように下書き状態から「レビュー中(出版前の審査中)」の状態になります。

あとは審査を待つだけで晴れて出版される。と初めてなので少しドキドキした気分。

それから1時間ぐらいしてももう1回見て更新ボタンを押したら、なんと先ほどまで「レビュー中」だったのが「下書き」状態に戻ってしまいました。

どうすればいいのかわからず、ググってみたのですが答えが見つかりません。

そこで、なぜこういう状態になったのか、この場合どうすればいいのかをKDPのヘルプにメールで問い合わせました。

24時間以内に回答が来るとのこと。

その後2時間ぐらい経過したところで、その回答が来る前にAmazon KDPよりメールが届きました。

審査の結果、お客様は、以下の本の出版に関して必要な権利をお持ちでない可能性があるコンテンツが含まれていることがわかりました。お客様の作品の一部またはすべてのコンテンツは、インターネット上で無料公開されています。

さらに対処方法についても:

この本を出版するには、以下のいずれかの対応を 5 日以内に行ってください。

オプション 1: お客様がこの本の出版に関して必要な権利をお持ちである場合は、ご自身の権利を証明するために本を再提出してください。

本を再提出するには、次の操作を行います。
1. 「本棚」にアクセスします。
2. 更新する本の横にある「アクション」の省略記号 (…) ボタンをクリックします。
3. 「電子書籍の詳細情報の編集」を選択します。 「詳細」ページが表示されます。
4. 必要に応じて詳細情報を編集します
5. 「保存して続行」をクリックします。 「コンテンツ」ページが表示されます。
6. 「保存して続行」をクリックします。 「価格設定」ページが表示されます。
7. このページの下部にある「出版」ボタンをクリックします。

Amazon ストアで本の販売が開始されるまで、最大で 48 時間かかります。

オプション 2: コンテンツがパブリックドメインで公開されている場合は、お客様の作品が Amazon の要件を満たしていることが必要になります。 以下の情報を確認できる URL を添えて、このメールに返信してください。

1. オリジナル作品の初版の出版日
2. 著者の全員の名前と各死亡日
3. この本が翻訳されたものである場合は、翻訳者全員の名前と死亡日、その翻訳版の初版の出版日

オプション2のパブリックドメインというのは、著作権が消滅した場合の話のようですので、私を含めてkindle出版をする方は著作権を持つオプション1に相当します。

つぎにレビュー審査に通らなかった理由と対処方法を説明します。

■ブログ記事からkindle本を出版するときにKDPで起きた問題の対処方法

まず審査で問題があった理由については、ブログ記事から書籍にする場合、

「書籍の内容が既にウェブで公開されているけど、本にするに当たってあなたにはその権利があるの?」という意味の問いかけと判明しました。

つまり内容がブログ記事で既に公開されているものと同じなので、それをパクっただけではないのか?ということです。もちろん自分のブログ記事なので権利はあるはずです。

さすがにamazonKDPさんのAIはよくチェックしていると感心します。

さてその場合の対処方法ですが、KDPページを開いて本を再提出すれば良いということです。

早速それを実施したところ、また「レビュー中(出版前の審査中)」の状態に戻りました。

しばらくして、このようなメールが届きました。

Kindle ストアで販売が開始されました

Kindle ダイレクト・パブリッシングをご利用いただきありがとうございます。
お客様の本『理系出身じいじのホットクックでらくらく離乳食』が Kindle ストアで購入可能になり*、KDP セレクトに登録されました。 本を再出版した場合は、72 時間以内に変更が反映されます。

無事出版されたようで一安心です。

レビュー中も、この様に「販売中」に変わりました。

一方、レビュー中にもどってしまった問題については、どうも原因は同じで、レビュー審査に合格しなかったための様でした。こちらも自然に解決しました。

■まとめ

ブログ記事からkindle本を出版するときにKDPで発生した問題の対処方法について紹介しました。

同じ問題を経験されたかたがスムーズに対処できる参考になれば嬉しいです。