こんにちは。生涯現役・生涯挑戦をモットーにシニア世代を応援するこうちゃんです。
kindle本の販売促進に Facebook広告を効率よく使うにはどうしたらいいの?
そんな疑問にお答えします。答えは初回の広告の結果を次に活かすことです。具体的な方法の1つにはリーチ(広告を見た人)の年齢層の分布を見て多いところに絞ってみることです。
実際やってみたところ、1回目よりリーチした人が4割アップ、売上が3割アップしました。中身を紹介します。
■1回目の広告と2回目のフェイスブック広告の中身
フェイスブック広告のやり方の詳細についてはこちらのフェイスブック広告のやり方とその費用、効果と3つのメリットの記事を参照ください。
1回目の結果がこちらです。
この結果を見ると、35歳から44歳までのオーディエンスが多いことがわかります。ばあばも想定して65歳以上にまで幅広く宣伝しましたが、もう少し年齢を若い世代に絞った方が良さそうということがわかり増田。
広告の表示期間は2021年の2/18〜2/20日の3日間として、予算は1200円にしたところ、リーチした人、つまり広告を見た人が384人という結果です。
3月半ばを過ぎて、有料本売上とアンリミテッドのダウンロード数が伸び悩んできたので、1回目の結果を踏まえて2回目の広告を次のように設定してまた実施しました。
オーディエンス詳細
・居住地域:日本
・年齢 :28歳〜44歳
・性別 :女性
・言語 :日本語
・興味関心:子育てまたはレシピ、子供が生まれたばかりの人(0〜12か月)または幼児の子どもがいる人(1〜2歳)
・居住地域:日本
期間 :4日間
予算 :1,200円
今回変えたのは、年齢を若い年代に絞ったことです。その方が見てくれる可能性が増えると考えたからです。それと期間を4日間に1日増やしました。4日間の方が効果があるようなことがフェイスブック広告のページに記載されていたためです。
子育て中で、子供の年齢が指定できることもわかったのでそこも指定しました。
予算は前回と費用対効果を比較しやすいように同じくトータルで1,200円にしました。果たして結果はどうだったのか次に示します。
■1回目と2回目のフェイスブック広告の結果比較と費用対効果
こちらが2回目の結果です。
この結果から、前回よりリーチした人が増えていることがわかりました。前回との比較を表にまとめたのが以下です。
リーチした人は44%の増加、ダウンロードされた本の冊数は有料、無料合わせて21さつから31冊に48%ほど増加、売上合計も33%ほど増加しており、1回目よりも費用対効果はアップしました。
エンゲージメントというのは「いいね!」やシェア、クリック、コメントのことをいいますが、前回が10であったのに対して、今回は2と減少しています。必ずしもこの数字が売り上げに結びついているわけではなさそうです。
差し引き利益については、宣伝しない場合でもある程度は売れていたので、正確な計算はその分が不明なのでできません。ざっくりと確認するために宣伝前の3、4日のダウンロード数で比較して見たのが次のグラフです。
これを見ると、1回目の時は微妙ですが、2回目広告の時は明らかにアンリミテッドのダウンロード数と有料注文数が増えているので効果があったと言えます。
以上から売上が落ち込んできた時に、これまでの結果を踏まえてターゲット層の年齢、興味について絞り込みをするとそこに的を絞ってPRができるので、うまく活用すれば効果があることがわかりました。
反省点としては、今回興味関心を選ぶ時に肝心の「離乳食」という言葉を選ぶのを忘れてしまったことです。
あと前回のターゲット層の年齢をよく見ると、25歳から34歳よりも、45歳から64歳の方がリーチが多いのに気づきます。あまり絞り込み過ぎずにそのあたりも含めるとどうなのかも気になりました。
もう1つ、前回と同じフェイスブック投稿記事をそのまま広告として使ったので、そこに書く文言をもっとターゲット層の興味を引く様な表現にする余地がまだありそうです。次回の課題とします。
■まとめ
フェイスブック広告の1回目の結果を参考にして、ターゲット層を広げすぎずにある程度絞り込むことで効果があることがわかりました。まだ工夫の余地があるのでまた機会があれば宣伝してみたいです。
以上参考になれば嬉しいです。
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