こんにちは。生涯現役・生涯挑戦をモットーにシニア世代を応援するこうちゃんです。
目次と構成は一旦作ってみたものの、そこからなかなか執筆が思う様に進まない場合もあるかと思います。
この桜風涼著「実用本の書き方」はそんな時にヒントを与えてくれる本です。
■「実用本の書き方」の全体の内容と参考になったポイント
全体の目次の構成は以下です。
はじめに
第1章 実用書の基本
第2章 テーマを絞って売れる本を書け
第3章 目次を作ろう
第4章 さあ2日目後半、いざ執筆!
第5章 3日目、いよいよ出版しよう
第6章 さらに本格的な本を書こう
第7章 執筆アプリの使いこなし
第8章 オンデマンド製本(出版)しよう1
この中で構想と執筆の部分第2章から第6章の内容がとても参考になりました。ポイントは2つです。
・構想のところ:テーマを絞り込む、誰に向けて、目的
・執筆のところ:目次作成、ネタ、5章5節5項、あらすじから肉付け
構想のところでは、書きたい本のテーマの絞り込みと、誰に向けてかくのか、その目的は何かを考えるわけですが、これについてはこちらのPASONAの法則の記事と共通する部分があります。
特に参考になったのは、執筆のところで、目次を作成したところから記事にするところです。5章5節5項と最初から決めて目次を作り、あらすじを作るやり方がなるほどと思いました。
あらすじというとすこしハードルが高い印象をうけるかもしれませんが、目次を書くときに決めたネタに沿って箇条書きで言いたいことを書いていけばよいので割と簡単にできそうです。
筆者の例を引用すると、このように目次、ネタ、あらすじを書いています。
第1章:実用書の基本
・はじめて書籍を書く人向けに、まず、頭に入れておくべきことを書く。
・本を書く前に準備する事や、おおまかな「準備から出版」までの流れを紹介する。
・この本で使うソフトや基本的な用語を紹介しておく。
・後半で、「テーマの絞り込み」の解説と実習を行う。第2章:目次を作ろう(実践1)
・まず、テーマに沿って5章を無理矢理作れ
・その中に5つ以上の節を箇条書き
・順番も気にせず
・分量も気にせず
・どこにも入らないアイデアは、最終章へ「実用本の書き方」より引用
ここまで箇条書きにできれば、文章の肉付けはぐっと楽になる印象です。
試してみたくなりませんか。
■「実用本の書き方」から行動に移したいポイント
目次と全体構成を作った上で、記事を肉付けしていくときに、この本のやり方を参考にあらすじをまず書いてから全体構成を再構築しつつ、文章を書いていく方法を実践したいと思いました。
特に以下を意識したいです。
・目次と全体構成を再確認、再構成
・5章5節5項で組み立ててあらすじを書く
・あらすじから関連ブログ記事をテンプレートにコピペ
1冊目については、目次と全体構成は自分なりのスプレッドシートで作成しました。
ただ、5章5節5項で組み立ててあらすじをつくることは実施してませんでしたので、2冊目以降についてこの方法を取り入れるつもりです。
著者が本の中で紹介しているテンプレートについては、それぞれ好みがあると思うので、Excelが得意な方は著者のを参考にして自分なりにアレンジしても良いでしょう。
もちろんこのままで使いたい方はそのままダウンロードして使ってみるのもありです。
便利だと思ったのは文字数カウントの機能ですが、セル内の文字数をカウントするのは関数のLEN関数を使えば簡単にできます。
■著者について
本書からの引用です。
桜風涼1965年生慶応義塾大学卒日本児童文芸家協会会員作家・脚本家・演出家19才より進学塾で専任講師(社員)として教壇に立ち、童話作品で入賞を機に、20代後半より週刊誌記者に転身。童話アニメーションでソネット・クリエーターガレージの最優秀賞。劇場映画「ベースボールキッズ」で2003年文部科学省選定作品。第3種放射線取扱主任者の資格を持つ等、幅広い活動
■まとめ
目次と構成は一旦作ってみたものの、そこからなかなか執筆が思う様に進まないときに、執筆を進める上でのヒントが満載の桜風涼著「実用本の書き方」の読書メモを紹介しました。
参考になれば嬉しいです。